決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ＡＴＡＯ、コックス、アルバイトＴ (10月9日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月8日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＡＴＡＯ <3550>
　20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比3.4％減の5.3億円に減り、通期計画の8.8億円に対する進捗率は3年平均の73.3％を下回る61.1％にとどまった。

▲No.3　協立情報通信 <3670>
　20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比10.1％減の1億6100万円に減り、通期計画の3億5500万円に対する進捗率は45.4％にとどまり、5年平均の61.4％も下回った。

▲No.4　アルバイトＴ <2341>
　20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比58.8％減の1億2100万円に大きく落ち込み、従来予想の1億5700万円を下回って着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3550> ＡＴＡＯ 　　　東Ｍ　　 -5.99 　 10/ 9　　上期　　　 -3.41
<9876> コックス 　　　ＪＱ　　 -2.92 　 10/ 9　　上期　　　　赤縮
<3670> 協立情報通信 　ＪＱ　　 -2.62 　 10/ 9　　上期　　　-10.06
<2341> アルバイトＴ 　ＪＱ　　 -1.09 　 10/ 9　　上期　　　-58.84
<3083> シーズメン 　　ＪＱ　　 -0.99 　 10/ 9　　上期　　　　赤縮

<2417> ツヴァイ 　　　東２　　 -0.86 　 10/ 9　　上期　　　　赤拡
<7450> サンデー 　　　ＪＱ　　 -0.34 　 10/ 9　　上期　　　 18.83

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース