◆ 膠着 - “157円”を挟んだ揺れ動き
“ユーロ売り”が進行する場面こそ見られたものの、比較的“静かな”年末・年始でした。
昨日はその“ユーロ売り→ドル買い”に調整圧力がかかりましたが、“157円ライン”を主軸とする動きから脱するには至っておりません。
なお昨日発表の「ISM製造業景況指数」は“昨年3月以降最高(49.3)”を記録しましたが、“好況/不況の境目(50)”を上回らなかったことで、特段材料視されるには至っておりません。
◆ “いつ”“どちら”が目先の最重要ポイント
こうなるとこの“157円ライン”主軸の動きから、「どのタイミングで放れるか?」「それはどちら方向か?」というのが目先のポイントということになってきそうです。
ただ短期金融市場を見ると、「米1月据え置き」「日銀1月据え置き」をどちらも“90%前後”の確率で織り込んでいますので、「日米金利格差は高水準を当面維持」との見方が大勢を占めています。
そうなるとキャリートレード絡みの“円売り”を仕掛ける動きが出ないとも限らず、その際には“7/16高値(158.850円)”を窺いにかかる可能性が否めない…?
◆ 基本は「雇用関連指標」と見られるが・・・?
週末に「米雇用統計」が控えているだけに、今週は「米雇用関連指標」が注目の的ということになります。
このため基本的には“結果次第”と見るのが妥当といえますが、その前に“仕掛け的な動き”には気を付けておきたいところですね。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
158.850(7/16高値)
158.623(7/17高値)
上値5:158.343(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:158.085(12/26高値、12/30高値)
上値3:157.958(ピボット2ndレジスタンス、+1σ、大台)
上値2:157.846(1/2高値)
上値1:157.572(1/3高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:157.331
下値1:157.051(日足・一目均衡表転換線、大台)
下値2:156.945(ピボット1stサポート)
下値3:156.873(1/3安値)
下値4:156.560(ピボット2ndサポート)
下値5:156.429(1/2安値)
156.246(ピボットローブレイクアウト)
156.016(12/31安値、大台)
156.967(12/25安値、12/17~12/26の23.6%押し)
《10:45》
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