今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/09/30 15:38

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、四半期末の5・10日(ゴトー日)とあって仲値前後で108.00円にタッチ。ただ、その後は日本株が引けにかけて下げ幅を拡大する中、107.70円台に失速する展開となりました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

9/30(月)
16:00 トルコ8月貿易収支
16:55 独9月雇用統計
17:30 英4-6月期GDP・改定値
17:30 英4-6月期経常収支
17:30 英8月消費者信用残高
17:30 英8月マネーサプライM4
18:00 ユーロ圏8月失業率
21:00☆独9月消費者物価指数・速報値
21:00 南ア8月貿易収支
21:30 カナダ8月鉱工業製品価格
21:30 カナダ8月原料価格指数
22:45☆米9月シカゴPMI

10/1(火)
08:30 日本8月完全失業率
08:50☆日銀短観
10:30 豪8月住宅建設許可件数
13:30☆RBA政策金利

※☆は特に注目の材料

ドル/円については、月末・四半期末で手掛り材料も少なく、突発的なニュースがなければ大きく動くイメージは持ちづらいところです。そうした中、今朝方に発表された中国9月製造業PMIの好結果を欧米市場で蒸し返す動きが見られるかがポイントになりそうです。なお、明日は朝に日銀短観、昼に豪中銀(RBA)政策金利の発表が予定されています。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想