【売り】吉野家ホールディングス(9861)年初来高値更新！一旦調整の可能性も=フェアトレード田村祐一

■注目銘柄：【売り】吉野家ホールディングス(9861)

■注目理由
8月26日と9月5日に高値をつけましたが、2度とも反落し2300円を境に上下していましたが、24日に急騰し年初来高値を更新しました。引けにかけてやや売りに押されたものの、前日比106円プラスで引けています。過度な上昇から、翌日は一旦調整が入る可能性が高いでしょう。

■テクニカル分析
長期的には上昇トレンドにあり、直近は2300円を境としてさらなる上値を狙う展開が続いていました。24日の上昇で過熱感は否めないものの、引き続きトレンドは継続することを期待します。25日移動平均線との乖離は約4.5％プラスとなっており、今後の上昇に期待したいところですが、一旦下げが入ると予想します。

■事業概要
牛丼屋国内2位。「吉野家」を全国に展開。その他すし、ステーキなど多角化。時価総額約1,553億円。PER約1538.7倍 PBR約3.1倍。

■足もとの業績
直近発表の2020年2月期第1四半期決算では、売上高527億99百万円(前年同期比+6%)、営業利益10億44百万円(同-686.5%)、純利益10億97百万円(同-382.7%)となっています。