2万2000円台。株価上昇はまだ続く?【2019/09/24-2019/09/27】

著者:横山利香
投稿:2019/09/22 09:57

権利落ち後の動きに注目

日経平均株価は9月20日金曜日、2万2,079.09円で取引を終えました。
前回「株価は急上昇したので過熱感が出やすい。高値掴みには注意しつつ安いところを待ちたい」と解説しました。
株価は2万2,000円台で推移し、目標株価の範囲内で取引を終えました。

米国の株式市場は高値圏でもみ合った週でした。
ドル円相場はドル買いが一服した週でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、株価は中長期の三角保ち合いを上に抜けて、2万2,000円台を維持しました。ただ、高値圏警戒観もあり、小動きに終始する展開となりました。
目標上値は2万2,300円、下値は2万1,300円、それぞれプラスマイナス150円とします。
今週は権利落ちを控えています。過熱感が出ていることを踏まえると、権利落ち後も強い展開が維持できるのかは、同じく高値圏で推移していて、かつ今週変化日を迎える米国の株式市場の動き次第でになるかもしれません。上がれば下がり、下がれば上がります。足元は高値掴みには注意しつつ安いところを待ちたいところです。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想