各国の景気刺激策でインフラ需要が活性化する期待に投資妙味
業種:機械
時価総額:119億円
PER:16.33倍
PBR: 0.53倍
道路舗装機械専業の大手で主にロードローラー等の道路舗装機械並びに道路維持補修機械、散水車など多種類にわたって製造しており、国内外に販売している。国内では高シェアで他に北米、アジアで現地生産を行う。民間企業の設備投資よりも、国の公共事業への予算次第の側面をもつ。
業績面では国内向けおよび北米向けは堅調を維持するも、アジアをはじめとする新興国の経済情勢悪化の影響から販売が大きく落ち込む。トップラインの減収から利益面も大幅減益を余儀なくされているが、先週発表の米8月住宅着工件数は前月比で+12.3と高い伸びを示したほか、トランプ政権による来年の選挙対策で公共投資拡大の期待も同社事業の追い風となる可能性がある。
株価は世界経済の景気鈍化懸念をうけて6月末には2400円付近まで売り込まれた後、緩やかに水準を回復させる動きとなっている。今後は上記の北米に加えて中国などでも大型の経済対策が打ち出される観測も浮上しており、不振のアジア向け需要が復活すれば株価上昇に拍車がかかるとみる。国内においても将来的に建設国債発行の可能性も取り沙汰され始めており、建機需要が高まることも期待しておきたい。
時価総額:119億円
PER:16.33倍
PBR: 0.53倍
道路舗装機械専業の大手で主にロードローラー等の道路舗装機械並びに道路維持補修機械、散水車など多種類にわたって製造しており、国内外に販売している。国内では高シェアで他に北米、アジアで現地生産を行う。民間企業の設備投資よりも、国の公共事業への予算次第の側面をもつ。
業績面では国内向けおよび北米向けは堅調を維持するも、アジアをはじめとする新興国の経済情勢悪化の影響から販売が大きく落ち込む。トップラインの減収から利益面も大幅減益を余儀なくされているが、先週発表の米8月住宅着工件数は前月比で+12.3と高い伸びを示したほか、トランプ政権による来年の選挙対策で公共投資拡大の期待も同社事業の追い風となる可能性がある。
株価は世界経済の景気鈍化懸念をうけて6月末には2400円付近まで売り込まれた後、緩やかに水準を回復させる動きとなっている。今後は上記の北米に加えて中国などでも大型の経済対策が打ち出される観測も浮上しており、不振のアジア向け需要が復活すれば株価上昇に拍車がかかるとみる。国内においても将来的に建設国債発行の可能性も取り沙汰され始めており、建機需要が高まることも期待しておきたい。