ラ・アトレ、今期経常を5％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も11円増額

　ラ・アトレ <8885> [ＪＱＧ] が9月12日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。19年12月期の連結経常利益を従来予想の11億円→11.5億円(前期は9.4億円)に4.5％上方修正し、増益率が17.0％増→22.3％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.6億円→6.1億円(前年同期は3.3億円)に8.8％増額し、増益率が69.5％増→84.4％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の17円→28円(前期は14円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）売上高　当連結会計年度に売上を見込んでいた大型プロジェクトの進捗が遅れ、引渡しの見込みが翌連結会計年度以降に見込まれることとなったこと等により、売上高は前回予想を下回る見込みであります。（２）営業利益・経常利益・当期純利益　利益面につきましては、当連結会計年度に売上を見込んでいた大型プロジェクトの売上計上が翌連結会計年度以降にずれ込むことが影響する一方で、主に新築不動産販売部門における利益が当初の見込みを大きく上回ることができたことから、前回予想を上回る見込みです。※上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により上記予想数値と異なる場合があります。

　　親会社株主に帰属する当期純利益をベースとした配当性向を「10％以上20％目標」とする利益還元を目指すという当社の配当方針に基づくものであります。　なお、本件の期末配当は、2020年3月開催予定の定時株主総会に付議する予定であります。