アジア株 総じて上昇、米中協議の進展期待から

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/09/11 18:32
東京時間18:18現在
香港ハンセン指数   27159.06(+475.38 +1.78%)
中国上海総合指数  3008.81(-12.39 -0.41%)
台湾加権指数     10790.35(+36.77 +0.34%)
韓国総合株価指数  2049.20(+17.12 +0.84%)
豪ASX200指数    6638.04(+23.98 +0.36%)
インドSENSEX30種  37307.24(+161.79 +0.44%)

 11日のアジア株は、総じて上昇。米中貿易協議の進展期待などを背景にアジア株は買い優勢で推移する市場が多くみられた。上海株は続落。中国政府による景気刺激策への期待感は根強いものの、貿易摩擦の影響で景気減速への警戒感が高まり、利益確定の売りなどに押されて軟調な動きとなった。

 上海総合指数は続落。3000の大台は維持した。酒造会社の貴州茅臺酒、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、通信会社のチャイナ・ユナイテッド・ネットワーク・コミュニケーションズ、調味料メーカーの佛山市海天調味食品が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続伸。世界的金融グループのHSBCホールディングス、通信サービスのテンセント・ホールディングス、携帯電話サービスのチャイナ・モバイル、不動産会社のサンフカイ・プロパティーズ、不動産開発の碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)が買われた。
   
 豪ASX200指数は小反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のウエストパック銀行、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが買われる一方で、小売会社のウールワース・グループ、医薬品メーカーのCSLが売られた。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)