【買い】五洋建設(1893)

著者:竹田嘉文
投稿:2019/08/30 08:44

買い安心感が強そう

 株価は底打ち感が強く、13週移動平均線と26週移動平均線がゴールデンクロスを達成。週足のパラボリックが陽転していることに加え、日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限や転換線が下値サポートとして機能しており、テクニカル的な買い安心感が高まっていると言えそうです。

 20.3期1Qは、国内土木伸長や香港での大型土木工事受注、低採算案件減少が寄与し、前年同期比で大幅な増収増益。一部で、公共事業拡大や低採算案件完工による粗利率回復を見込む声もあり、今期も連続増収増益は濃厚。株価が業績に対して出遅れているため、水準訂正の動きも期待できそうです。

 信用倍率7.84倍と、取り組みは良くないものの、価格帯別出来高では時価より上の商いが少なく、売り圧力は弱まっていそう。3.6%を超える配当利回りにも妙味が強く、堅調な株価推移を予想します。
竹田嘉文
株式会社スリーアイ マネージャー
配信元: 達人の予想

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