田淵電、上期経常を1.5億円に上方修正、通期も増額

　田淵電機 <6624> が8月9日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1.5億円の黒字(前年同期は6.9億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、4-9月期(上期)の同損益を従来予想のトントン→1.5億円の黒字(前年同期は7.8億円の赤字)に上方修正した。
　上期業績の好調に伴い、通期の同損益を従来予想の1億円の黒字→2億円の黒字(前期は14.9億円の赤字)に2.0倍上方修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-14.0％→3.4％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　第２四半期連結累計期間及び通期の連結業績の見通しは、国内住宅用の蓄電ハイブリッドシステムが大幅に伸長しており、産業用パワーコンディショナも好調に推移する見通しであることから、当初見通しより増収増益を見込んでおります。　　※ 業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、予想につきましては、様々な不確定要素がございますので、実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合があります。