日セラ、今期経常を一転8%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2019/08/02 15:10
 日本セラミック <6929> が8月2日大引け後(15:10)に決算を発表。19年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比3.7%減の18.7億円に減り、従来の5.2%増益予想から一転して減益で着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の41.5億円→38億円(前期は41.1億円)に8.4%下方修正し、一転して7.6%減益見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比11.1%減の19.2億円に減る計算になる。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比29.1%減の9.6億円に減り、売上営業利益率は前年同期の19.1%→18.3%に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  米中貿易摩擦の激化、中国経済の減速及びその回復の遅れ等による景気下振れ等が懸念されており、当社グループにおきましては、それら事業環境の影響を受け、先行き不透明な状況が継続することが予想されます。これら事業環境と当社グループの収益状況を踏まえ、2019年12月期通期連結業績予想を上記のとおり修正いたします。 当社グループとしては、好調な環境対応車向け製品を伸ばしながら、継続的に生産の効率化に努めつつ、新製品の開発及び市場への早期投入、国内外の販売強化に注力していく所存であります。※上記の業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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