<動意株・1日>(大引け)=千代化、ヤマト、イー・ガーディアンなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/08/01 15:09
<動意株・1日>(大引け)=千代化、ヤマト、イー・ガーディアンなど  千代田化工建設<6366.T>=後場プラス圏に浮上。同社はきょう正午に、20年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業損益が90億7600万円の黒字(前年同期は33億7600万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。米国で遂行中のキャメロンLNGプロジェクトで顧客と新たな契約条件で合意し、この契約に基づくインセンティブボーナスの達成などによる採算の改善や、その他の手持ち案件が着実に進行したことが主な要因だとしている。なお、売上高は864億7100万円(前年同期比7.6%減)で着地。通期業績予想は売上高3900億円(前期比14.1%増)、営業損益は120億円の黒字(前期は1997億9500万円の赤字)とする従来計画を据え置いている。

 ヤマト<1967.T>=ストップ高。空調・衛生などの管工事を手掛ける同社は、7月31日取引終了後に、20年3月期第1四半期(3月21日~6月20日)の連結決算を発表。営業利益は10億300万円(前年同期比2.1倍)となり、上半期計画11億7000万円に対する進捗率は85.7%に達した。2020年の東京五輪に関連する建設需要や政府の防災・減災対策、インフラ老朽化に対する予算計上などの旺盛な建設投資を背景に、受注環境は堅調。同期間の受注工事高は151億1300万円(同5.9%増)、売上高に当たる完成工事高は115億2000万円(同3.1%増)となった。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

 イー・ガーディアン<6050.T>=上値指向。同社はSNSの投稿監視やIoTセキュリティーなどハイレベルのネットセキュリティーサービスをワンストップで提供する。また、スマートフォンゲーム市場の拡大を背景にゲームサポート事業なども好調。19年9月期営業利益は前期比11.5%増の11億5900万円予想と2ケタ増益を見込む。きょう第3四半期決算発表を控えており、好決算期待の買いが流入している。

 アスコット<3264.T>=物色人気集中。売買高を急増させ一時15.7%高の199円まで駆け上がった。同社は中国平安グループ傘下の不動産会社で、東京都心を中心に小型物件を主力にマンション開発を手掛ける。同社が31日取引終了後に発表した19年9月期第3四半期(10~6月)決算は営業損益が5億5200万円(前年同期実績は3000万円の赤字)と大幅に黒字化し、対通期進捗率が84%に達した。これを手掛かり材料に短期資金が攻勢をかけている。

 ALBERT<3906.T>=大幅続伸。同社が31日取引終了後に発表した19年1~6月期単独決算は営業利益が前年同期比2.9倍の7700万円となった。また同日、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>と新たな金融サービスの開発や業務高度化を目的とする業務提携を発表、これを材料視する買いを誘導している。テクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現で目先底入れのタイミングにある。

 テクマトリックス<3762.T>=続伸し年初来高値を更新。25日移動平均線を足場に上値指向を強めている。同社はITシステム構築を手掛け、標的型攻撃などサイバー攻撃の脅威が高まるなかセキュリティ関連機能で優位性を持つ負荷分散装置などで強みを持ち、収益に反映させている。医療分野向けクラウドサービスなども好調だ。同社が31日取引終了後に発表した19年4~6月期決算は営業利益が前年同期比58%増の5億5900万円と大幅な伸びを達成しており、これを材料視する買いを引き寄せている。

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出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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