ハウスコム<3275>は30日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。営業収益が29.77億円、営業利益が0.64億円、経常利益が0.66億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.37億円となった。2020年3月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率の記載はない。
同社グループの事業特性として、賃貸入居需要の繁忙期である1月から3月に賃貸仲介件数が増加することから、業績は毎年1月から3月の割合が大きくなる傾向がある。また、子会社となったハウスコムテクノロジーズは、不動産分野の広告事業を主に行っており、転居シーズンである繁忙期(1月から3月)に売上高・利益が集中する傾向が強く、繁忙期以外では連結業績の利益にマイナスの影響を及ぼすが、通期ではプラスの影響をもたらすことが見込まれるとしている。
単体における業績について、営業収益は前年同期比7.7%増の28.48億円、営業利益は同4.3%増の1.80億円、経常利益は同3.9%増の1.80億円、四半期純利益は同5.9%増の1.19億円となった。営業収益の増加要因は、仲介件数の増加により不動産賃貸仲介事業が0.48億円増加(前年同期比4.1%増)し、リフォーム事業の伸長及び周辺商品販売の拡大により仲介関連サービス事業が1.41億円増加(同13.3%増)したこと、そしてその他事業が0.14億円増加(同3.6%増)したことによる。営業収益、各段階利益において2Q計画の増減率よりも高く、順調なスタートを切っている。
2020年3月期通期の連結業績予想については、営業収益は130.34億円、営業利益は11.71億円、経常利益は14.04億円、親会社に帰属する当期純利益は9.24億円とする期初計画を据え置いている。なお、ハウスコムテクノロジーズの連結業績への寄与分は営業収益7.97億円、営業利益は0.10億円としている。
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同社グループの事業特性として、賃貸入居需要の繁忙期である1月から3月に賃貸仲介件数が増加することから、業績は毎年1月から3月の割合が大きくなる傾向がある。また、子会社となったハウスコムテクノロジーズは、不動産分野の広告事業を主に行っており、転居シーズンである繁忙期(1月から3月)に売上高・利益が集中する傾向が強く、繁忙期以外では連結業績の利益にマイナスの影響を及ぼすが、通期ではプラスの影響をもたらすことが見込まれるとしている。
単体における業績について、営業収益は前年同期比7.7%増の28.48億円、営業利益は同4.3%増の1.80億円、経常利益は同3.9%増の1.80億円、四半期純利益は同5.9%増の1.19億円となった。営業収益の増加要因は、仲介件数の増加により不動産賃貸仲介事業が0.48億円増加(前年同期比4.1%増)し、リフォーム事業の伸長及び周辺商品販売の拡大により仲介関連サービス事業が1.41億円増加(同13.3%増)したこと、そしてその他事業が0.14億円増加(同3.6%増)したことによる。営業収益、各段階利益において2Q計画の増減率よりも高く、順調なスタートを切っている。
2020年3月期通期の連結業績予想については、営業収益は130.34億円、営業利益は11.71億円、経常利益は14.04億円、親会社に帰属する当期純利益は9.24億円とする期初計画を据え置いている。なお、ハウスコムテクノロジーズの連結業績への寄与分は営業収益7.97億円、営業利益は0.10億円としている。
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