【売り】豊商事<8747>岡安商事㈱玉川博一

著者:玉川博一
投稿:2019/07/30 23:34

JPXのTOCOMへのTOBでばば引くことになる。

◇事業概要
商品先物、FX,CFDなど。同社は、商品先物大手会社。業界では安定して黒字会社であり、最大手企業ある。

◇注目の理由
TOCOMの大株主でもある。6.62%20万6715株のTOCOM株式を保有する。そして、JPXがTOCOMにTOBを実施することは、確定事項である。TOB価格がどうなるのか、ここ1か月もめていたが、ようやく今日の発表では487円でかたがついたようだ。JPXのTOCOMへのTOB価格487円は、業界関係者にとっては、衝撃のバーゲン価格ではないのか。野村の理論算定値は500円以下で妥当ということだろうが、のれん代はどうなったのか。
◇テクニカル分析
6月以降高値追いが続いている。オシレーター系は買われすぎ。2018年以来の700円台到達には、出来高不足が否めない。
◇足元の業績
2019年3月期経常利益7.43億、純利益5.69憶と好調だが、2020年3月期は、7/16に子会社YUTAKA SHOJI SINGAPORE PTE.LTD.を解散や、近々のJPXのTOCOMのTOBの影響を受けそうだ。

よって目先売りかな。
300円台は買い。
玉川博一
岡安商事 (株)商品アナリスト
配信元: 達人の予想

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