日本ＳＨＬ、今期経常を2％上方修正・最高益予想を上乗せ

　日本エス・エイチ・エル <4327> [ＪＱ] が7月29日大引け後(15:15)に決算を発表。19年9月期第3四半期累計(18年10月-19年6月)の経常利益(非連結)は前年同期比12.5％増の12億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の11.6億円→11.9億円(前期は11.6億円)に2.4％上方修正し、増益率が0.3％増→2.8％増に拡大し、従来の10期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常利益も従来予想の4億円→4.3億円(前年同期は5.6億円)に7.0％増額し、減益率が29.2％減→24.3％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の経常利益は前年同期比7.6％減の4.4億円に減り、売上営業利益率は前年同期の48.2％→46.9％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第３四半期累計期間の業績は、前年同期と比較し増収増益となり、営業利益・経常利益・四半期純利益におきましては、2019年９月期の通期業績予想数値を上回る結果となりました。一方、当第４四半期会計期間（2019年７月１日から2019年９月30日まで）の業績につきましては、売上高は現在の受注見込み額から、前年同期比で減収となる見通しであり、利益は赤字を予想しております。当第３四半期累計期間の実績と当第４四半期会計期間の業績予想を考慮し、2019年９月期の通期業績予想数値を修正いたします。※上記に記載した予想数値は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する主旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。