山洋電、今期税引き前を一転30％減益に下方修正

　山洋電気 <6516> が7月25日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期の連結税引き前利益を従来予想の74億円→48億円(前期は68.9億円)に35.1％下方修正し、一転して30.3％減益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結税引き前利益も従来予想の33億円→7億円(前年同期は51.2億円)に78.8％下方修正し、減益率が35.6％減→86.3％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　米中貿易摩擦の激化による中国経済の急減速を背景に，当社グループの主要な販売市場である工作機械・ロボット・半導体製造装置などの業界において需要が大きく低迷し，売上収益，利益ともに前回の予想を下回る見込みとなりましたので，第２四半期および通期の業績予想を上記のとおり修正いたしました。（注）本資料に掲載されている業績見通し等の記述は，当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており，実際の業績等は，今後様々な要因により異なる場合があります。