【売り】京王電鉄(9008)いったん反発も短期的な下落トレンドは継続か=フェアトレード田村祐一

著者:田村祐一
投稿:2019/07/20 06:38

7月4週の注目銘柄

■注目理由
5月21日に年初来高値7,850円をピークにトレンド転換か。下落後、しばらく横ばいで推移した後に下落。ピーク時よりも約800円ほど下げている。緩やかに下落していることで、様子見が強まると判断


■事業概要
新宿より西を地盤とする私鉄。他、不動産賃貸に注力し、ホテルや百貨店等手掛ける。時価総額約8972億85 百万円。PER約29.9倍 PBR約2.3倍

■足もとの業績
 直近発表の2019年3月期通期決算では、営業収益4475億8百万円(前年同期比+2.9%)、営業利益400億78百万円(同+4%)、純利益272億13百万円(同+13.9%)となっている。直近発表の2019年3月期通期決算では、売上高2625億49百万円(前年同期比+9.6%)、営業利益505億22百万円(同+11.8%)、純利益341億96百万円(同+12.1%)となっている。

■テクニカル分析
 年初来高値をつけてから急落し、しばらくボックス圏を推移していたが、25日移動平均線を下抜け、続けて75日移動平均線も下抜けしている。現在同社株価は、その下に位置している状態。19日に反発するも、再度調整が入ると判断。

■システムトレード分析
 システムトレードの検証では、同社株の7月4週の勝率が46.6%(7勝8敗0分)となっており、7月4週は株価が下がりやすい傾向が見られる。7月4週の投資銘柄として注目しておきたい。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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