【買い】ANAホールディングス(9202)直近様子見強まるも再上昇に期待=フェアトレード田村祐一

著者:田村祐一
投稿:2019/07/15 20:05

7月3週の好勝率銘柄

■注目理由
下落局面にあった中で、6/26の年初来安値を底打ちと判断。以降は上昇に転じているが、25日移動平均線を上抜けしたところで現在調整中。判断材料に乏しい中、しばらくはボックス圏での推移が予測される。

■事業概要
国内、国際線ともに空運業首位。バニラ・エア、ピーチを傘下に。時価総額約12,796.86 億円。PER約11倍 PBR約1倍

■足もとの業績
 直近発表の2019年3月期通期決算では、売上高2兆583億12百万円(前年同期比+4.4%)、営業利益1650億19百万円(同+0.3%)、純利益1107億77百万円(同-23%)となっている。

■テクニカル分析
 7月3日に25日移動平均線を上抜けして以降、直近は3,600円から3,700円の間で推移。5日移動平均線も横ばいの状態で、25日平均線の上に並行して位置している。6月26日の安値を底打ちと見た場合、これからの反発が期待されるが、次の動きまでは小さいながらも小幅に上昇と予想。

■システムトレード分析
 システムトレードの検証では、同社株の7月3週の勝率が71.4%(10勝4敗0分)となっており、7月3週は株価が上がりやすい傾向が見られる。7月3週の投資銘柄として注目しておきたい。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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