【売り】東宝(9602)上昇トレンド継続も様子見姿勢強まる=フェアトレード田村祐一

著者:田村祐一
投稿:2019/07/14 08:14

7月3週の注目銘柄

■注目理由
堅調に上昇トレンドを形成中。6月20日に年初来高値を更新。その後下落しているが、短期的にとどまると判断。今後も上昇が続くと期待するが、今週は様子見姿勢が強まると判断。

■事業概要
阪急系大手映画配給会社。他、不動産賃貸等も。時価総額約9081億円。PER約28.4倍、PBR2.4倍。

■足もとの業績
 直近発表の2019年2月期通期決算では、営業収入2462億74百万円(前年同期比+1.5%)、営業利益449億82百万円(同-5.5%)、純利益301億97百万円(同-10%)となっている。

■テクニカル分析
 昨年の7月末より長期的な上昇トレンドを形成している中、6月20日に年初来高値を更新後に下落し、25日移動平均線より下に位置する局面もあり。現在は25日移動平均線を上下する形でボックス圏にあり。再度上昇を迎えるまでは様子見に入ると判断。

■システムトレード分析
 システムトレードの検証では、同社株の7月3週の勝率が78.5%(11勝3敗0分)となっており、7月3週は株価が上がりやすい傾向が見られる。予想は売りと判断も、7月3週の投資銘柄として注目しておきたい。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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銘柄名称 株価 前日比
9602
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(-0.51%)