ドル円は下値模索が続き前日安値に顔合せ 来週は米企業決算に注目=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は下値模索が続いており、107.80円近辺まで下げ幅を拡大し、前日安値に顔合せしている。。今週のパウエルFRB議長の議会証言を受けたドル売りも一服しつつあったものの、再びその動きが出ている。前日は107円台まで値を落とした後、108円台半ばまで戻す展開が見られていたが、108円台半ばからの上値抵抗が強く、短期筋の見切り売りも出ている模様。
今週のパウエルFRB議長の議会証言を経て市場は今月末のFOMCでの利下げを確実視している。一方、前日の米消費者物価指数(CPI)、そして本日の生産者物価(PPI)も予想を上回った。一部の米地区連銀総裁からは現段階での利下げを疑問視する声も出ているものの、市場が利下げ期待を後退させる動きは見られていない。きょうの動きで21日線を割り込んでおり、来週以降の動きが警戒される。
来週は米小売売上高や鉱工業生産など注目の米経済指標も発表されるが、それ以上に米企業の決算発表が予定されており、注目される。S&P500採用銘柄ベースでは0.4%の減益が見込まれているが、決算に株式市場をはじめ、市場がどう反応するか注目される。
USD/JPY 107.82
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
今週のパウエルFRB議長の議会証言を経て市場は今月末のFOMCでの利下げを確実視している。一方、前日の米消費者物価指数(CPI)、そして本日の生産者物価(PPI)も予想を上回った。一部の米地区連銀総裁からは現段階での利下げを疑問視する声も出ているものの、市場が利下げ期待を後退させる動きは見られていない。きょうの動きで21日線を割り込んでおり、来週以降の動きが警戒される。
来週は米小売売上高や鉱工業生産など注目の米経済指標も発表されるが、それ以上に米企業の決算発表が予定されており、注目される。S&P500採用銘柄ベースでは0.4%の減益が見込まれているが、決算に株式市場をはじめ、市場がどう反応するか注目される。
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このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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