ドル/円、108円台割れから持ち直す
昨日のドル/円は、東京市場で107.80円台まで下落したが、欧州市場に入ると108円台を回復。NY市場では108円台半ばへと持ち直した。その結果、終値ベースでほぼ横ばいだった。なお、この日のNY市場では、米6月消費者物価(食品とエネルギーを除いたコア指数)が予想以上の伸びを示した一方、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、上院での証言で改めて今月の利下げに前向きな姿勢を表明した。
こうした中、本日のドル/円は108円台でもみ合う展開となりそうだ。先週末の米6月雇用統計で上に振らされ、今週のFRB議長議会証言で下に振らされた上に、昨日はその中間地点に揺り戻された動きを踏まえると、投資家のポジションに大きな偏りはないと見られる。このため、週末にありがちなポジション調整による変動も限られる公算が大きい。
こうした中、本日のドル/円は108円台でもみ合う展開となりそうだ。先週末の米6月雇用統計で上に振らされ、今週のFRB議長議会証言で下に振らされた上に、昨日はその中間地点に揺り戻された動きを踏まえると、投資家のポジションに大きな偏りはないと見られる。このため、週末にありがちなポジション調整による変動も限られる公算が大きい。