京進、今期経常は微増益、前期配当を8.95円増額・今期は20.5円増配へ

配信元:株探
投稿:2019/07/08 16:00
 京進 <4735> [東証2] が7月8日大引け後(16:00)に決算を発表。19年5月期の連結経常利益は前の期比9.7%増の4.9億円になり、20年5月期は前期比0.2%増の5億円とほぼ横ばい見通しとなった。7期連続増収、5期連続増益になる。

 同時に、前期の年間配当を9.36円→18.31円(前の期は9.28円)に増額し、今期も前期比20.5円増の38.81円に大幅増配する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である3-5月期(4Q)の連結経常損益は6億円の赤字(前年同期は5億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-13.6%→-14.7%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 連結業績について連結売上高の予想比では、語学関連事業のM&Aにより420百万円の増収、保育・介護事業の顧客増により726百万円の増収となり、学習塾事業の355百万円の減収を吸収し、予想に比べ792百万円上回る結果となりました。しかしながら、M&Aによる手数料、のれんの償却の増加が111百万円となったことに加え、語学関連事業において販路拡大のための営業費が予想以上となったこと、保育・介護事業において、事業拡大に伴う人材確保のための経費が予想以上にかかったことや、処遇改善による人件費増となったことにより、個別業績における減益と合わせ予想に比べ221百万円下回る結果となりました。個別業績について売上高予想対比では、学習塾事業が2018年夏に西日本を中心として被害をもたらした災害の影響を受けました。6月の大阪北部地震、7月の西日本豪雨により、広域で休講したことにより夏休み講習前後の客単価が減少したことに加え、当期末時点では想定していた生徒数に追いついたものの、前述の豪雨、台風21号、台風24号の影響で期中平均生徒数が伸び悩んだことにより、売上高は予想を355百万円下回りました。営業利益では、想定していた経費の抑制を行いましたが、台風の影響による大規模修繕費50百万円を計上したことで予算に比べ120百万円下回る結果となりました。
配信元: 株探

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