今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/07/03 15:26

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、107円台半ばへと続落しました。米長期金利の低下や日本株の軟調推移が重しとなっており、売り一巡後も戻りが鈍い展開です。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

7/3(水)
16:00☆トルコ6月消費者物価指数
16:30☆スウェーデン中銀、政策金利発表
16:50 仏6月サービス業PMI・改定値
16:55 独6月サービス業PMI・改定値
17:00 ユーロ圏6月サービス業PMI・改定値
17:00 ノボトニー・オーストリア中銀総裁、記者会見
17:30 英6月サービス業PMI
19:00 カンリフBOE副総裁、講演
21:15☆米6月ADP全国雇用者数
21:15 ブロードベントBOE副総裁、講演
21:30 カナダ5月貿易収支
21:30☆米5月貿易収支
21:30☆米新規失業保険申請件数
23:00 米5月製造業受注
23:00☆米6月ISM非製造業景況指数
23:30 EIA週間原油在庫統計
23:30 ビルロワ仏中銀総裁、講演

7/4(木)
10:30☆豪5月小売売上高

※☆は特に注目の材料

明日が米国の独立記念日で祝日につき、一部の米経済指標は前倒しで発表されます。そのため今夜はドル/円直撃系の材料が豊富です。中でも、5日の6月雇用統計の前哨戦である6月ADP全国雇用者数や、6月ISM非製造業景況指数が重要となりそうです。これらを受けて7月利下げの織り込み度合いがどう変化するのか注目しましょう。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想