◆108円台回復 - ただし“上値の重さ”も目立つ…
※ご注意:予想期間は7月2日と表示されていますが、本日(7月1日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
注目の米朝首脳会談は、「米中貿易戦争は一旦停戦」で合意しました。
これは事前に観測報道が流れていたこともあり、“想定通り”といえます。
しかし「(米企業の)一部製品のファーウェイ向け輸出容認」は“サプライズ”であり、週明けマーケットは“リスク先行姿勢”に振れています。
「米朝の電撃会談」もこうしたイメージを後押ししている印象があり、ドル円は“108円台”を回復しています。
一方で「越えるべきハードル(知的財産権等)」は依然として高く、「対中制裁関税第4弾の延期時期」にも触れられていませんでした。
このため“巻き戻しの域を出ない”との見方は少なくなく、ギャップアップ(上方向への窓空け)を演じた割に“上値の重さ”も目立っています。
このため「懸念の一つが剥落」したのは事実ですが、それで「底打ち⇒反発」と見るのはまだ早計といえるかもしれません。
注目の米朝首脳会談は、「米中貿易戦争は一旦停戦」で合意しました。
これは事前に観測報道が流れていたこともあり、“想定通り”といえます。
しかし「(米企業の)一部製品のファーウェイ向け輸出容認」は“サプライズ”であり、週明けマーケットは“リスク先行姿勢”に振れています。
「米朝の電撃会談」もこうしたイメージを後押ししている印象があり、ドル円は“108円台”を回復しています。
一方で「越えるべきハードル(知的財産権等)」は依然として高く、「対中制裁関税第4弾の延期時期」にも触れられていませんでした。
このため“巻き戻しの域を出ない”との見方は少なくなく、ギャップアップ(上方向への窓空け)を演じた割に“上値の重さ”も目立っています。
このため「懸念の一つが剥落」したのは事実ですが、それで「底打ち⇒反発」と見るのはまだ早計といえるかもしれません。