◆上値を伸ばす場面見られるも、押し戻される
※ご注意:予想期間は6月19日と表示されていますが、本日(6月18日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
「米利下げ観測の緩み」は継続し、欧州タイムには“108.720円”へ上値を伸ばす場面も見られました。
しかし“上値追い”もここまで…。
その後は米経済指標の悪化(NY連銀製造協PMIの-8.6、しかも前月比は統計開始来最大の下落幅:-26.4ポイント)もあり、“108円半ば”へと押
し戻されていきました。
◆“FOMC待ちムード(様子見)”に抗うのは容易ではない…?
昨日期待した“もう一段の買い戻し”が不発に終わりました。
こうなると“FOMC待ちムード(様子見)”に抗うのは容易ではなく、居心地がいい“108円台”から放れるキッカケが見当たりません。
となると、現時点の“膠着(レンジ)”は「次なる変動エネルギーを溜めている」と見るものの、動き出すのはもう少し先…?
FOMC(米利下げ観測)の結果が出る明後日までは、“このまま”と見ておいた方がいいかもしれませんね。
本日に関しては“株価動向/債券動向”を睨みつつ、一喜一憂にて揺れ動く“神経質な展開”を想定しておきたいところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:109.000(大台)
上値4:108.906(5/21~6/5の38.2%戻し、5/30~6/5の50%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:108.798(6/11高値、20日移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:108.720(6/17高値)
上値1:108.667(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:108.499(6/17安値)
下値1:108.391(月足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット1stサポート)
下値2:108.339(日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
下値3:108.225(ピボットローブレイクアウト)
下値4:108.156(6/14安値、-1σ)
下値5:108.097(6/7~6/11の76.4%押し)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
10:46 ドル円 抵抗・支持ライン追加