【先週のドル/円の動向と今週の主要イベント】
先週の米ドル/円は小幅上昇。週初108.495で寄り付いた米ドル/円は、米国の対メキシコ政策関税の停止を好感して底堅く推移しましたが、米中問題や香港の大規模デモなどを嫌気しアジア株が下落。週間ベースでの取引所上場通貨では、メキシコペソ、南アランドに次いで、米ドルと日本円がその他の主要通貨に対し買われる展開となりました。ただし、米ドル/円自体の値動きは108円50銭の上下30銭強で終値が108.550となるため、それほど大きく動いているといった状況ではありません。
今週は18-19日にFOMCがあり日本時間20日の午前3時に政策金利が発表されます。これまでの米株式は利下げ期待の高まりによるところも多く、今回のFOMCでの利下げはないとみられるものの、「金利見通し(ドット・プロット)」が前回からどのように変化してくるのかが最大の注目点となります。
なお、CMEのFedwatchを確認すると利下げ確率が85.9%(6/17現在)となっており、マーケットは7月の利下げを織り込んでいますが、これまでFedが金融政策を変更してきたタイミングは、3月・6月・9月・12月のFOMC(声明文・会見・金利見通し・物価・経済見通しなど全て揃っているFOMC)ですので、個人的には7月の利下げには懐疑的です。
また、20日には日銀金融政策決定会合がありますが、金融政策の変更はないと考えられます。そのため、黒田総裁の会見に注目しています。
その他、今週は主要国のCPIなども多く発表され、18日にはイギリスの第2回投票、来週のG20に向けて引き続き米中動向からも目が離せません。
今週は18-19日にFOMCがあり日本時間20日の午前3時に政策金利が発表されます。これまでの米株式は利下げ期待の高まりによるところも多く、今回のFOMCでの利下げはないとみられるものの、「金利見通し(ドット・プロット)」が前回からどのように変化してくるのかが最大の注目点となります。
なお、CMEのFedwatchを確認すると利下げ確率が85.9%(6/17現在)となっており、マーケットは7月の利下げを織り込んでいますが、これまでFedが金融政策を変更してきたタイミングは、3月・6月・9月・12月のFOMC(声明文・会見・金利見通し・物価・経済見通しなど全て揃っているFOMC)ですので、個人的には7月の利下げには懐疑的です。
また、20日には日銀金融政策決定会合がありますが、金融政策の変更はないと考えられます。そのため、黒田総裁の会見に注目しています。
その他、今週は主要国のCPIなども多く発表され、18日にはイギリスの第2回投票、来週のG20に向けて引き続き米中動向からも目が離せません。