◆“膠着”は継続、ただ“108円半ば”へ押し戻される
※ご注意:予想期間は6月18日と表示されていますが、本日(6月17日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
「香港大規模デモ」「中東懸念」からくる“リスク回避姿勢”に加え、先週末は「弱い中国鉱工業生産(2002年3月来の+5.0%)」も重なりました。
このため東京・欧州タイムは“上値の重さ”が目立ち、“前日安値(108.165円)”を下回る水準へ下落する場面も見られました。
しかし「概ね好内容な米経済指標(小売売上高は3ヶ月連続増加/鉱工業生産も事前予想を上回る)」から“米利下げ観測”は緩み、NYタイム以降は“下値の堅さ”がより顕著でした。
こうして“108円台で膠着”は変わらないものの、“108円半ば”へと押し戻されて、先週末の取引を終えています。
「香港大規模デモ」「中東懸念」からくる“リスク回避姿勢”に加え、先週末は「弱い中国鉱工業生産(2002年3月来の+5.0%)」も重なりました。
このため東京・欧州タイムは“上値の重さ”が目立ち、“前日安値(108.165円)”を下回る水準へ下落する場面も見られました。
しかし「概ね好内容な米経済指標(小売売上高は3ヶ月連続増加/鉱工業生産も事前予想を上回る)」から“米利下げ観測”は緩み、NYタイム以降は“下値の堅さ”がより顕著でした。
こうして“108円台で膠着”は変わらないものの、“108円半ば”へと押し戻されて、先週末の取引を終えています。