Kudan Research Memo(8):基盤技術として応用技術、製品、ソリューションを支える

配信元:フィスコ
投稿:2019/06/17 07:48
■事業概要

4. 戦略的ポジショニング
このようにKudan<4425>のAP技術は、極めて広範な技術や製品、ソリューションに対し柔軟に応用される基盤技術であって、DeepTech(深層技術)と言うこともできる。同社はこうした深層の基盤技術の開発に注力しながら各層の有力な先端テクノロジー企業と連携して、市場開拓を進めているところである。一方で同社は、業界横断的な技術知見を蓄積することができ、より幅の広い技術への適用も見込むことができる。さらに、APと、AI(人工知能)やIoT(Internet of Things)といった基盤技術の技術統合に向けて、Machine Perception(機械知覚)やDeep Percetpion(深層知覚)、Neural Percetpion Network(知覚ニューラルネットワーク)などに関する研究開発を行っている。このように同社の戦略的ポジショニングは、DeepTech技術領域にとどまることによって、基盤としての幹を太くし、より広範に応用技術や製品、ソリューションを支えることにあると考えられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

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