―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の6月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 小林産 <8077>
19年10月期第2四半期累計(18年11月-19年4月)の連結経常利益は前年同期比0.8%減の3.6億円となったが、従来の11.4%増益予想から一転して減益で着地。
▲No.2 東京ドーム <9681>
20年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比18.2%減の12.9億円に減り、2-7月期(上期)計画の51億円に対する進捗率は25.4%にとどまり、5年平均の30.2%も下回った。
▲No.5 ナイガイ <8013>
20年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比59.2%減の7500万円に大きく落ち込み、2-7月期(上期)計画の1億3000万円に対する進捗率は5年平均の90.2%を下回る57.7%にとどまった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<8077> 小林産 東1 -3.85 6/13 上期 -0.82
<9681> 東京ドーム 東1 -3.44 6/13 1Q -18.20
<3031> ラクーンHD 東1 -3.29 6/13 本決算 22.94
<3361> トーエル 東1 -2.09 6/13 本決算 0.46
<8013> ナイガイ 東1 -2.06 6/13 1Q -59.24
<8079> 正栄食 東1 -1.50 6/13 上期 -21.51
<6184> 鎌倉新書 東1 -0.40 6/13 1Q 60.00
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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