ヘリオスが急反発、大日住薬との加齢黄斑変性治療法の共同開発体制を変更◇
ヘリオス<4593.T>が3日ぶり急反発、一時6%を超える上昇で1900円台を回復するなど切り返し急となっている。理化学研究所から特許ライセンスを受けiPS細胞関連技術を活用した治療薬開発を行う創薬ベンチャーで、大日本住友製薬<4506.T>との協業による目の難病「加齢黄斑変性」治療法の治験開始を目指している。一方、体性幹細胞再生医薬品分野では脳梗塞急性期及び急性呼吸窮迫症候群の治験をそれぞれ実施中でこれに対するマーケットの期待も大きい。
そうしたなか、同社は13日取引終了後に、臨床開発の経営資源を体性幹細胞再生医薬品分野で実施中の2つの治験に短期的に集中するとともに、大日住薬とのiPS細胞由来RPE細胞による治療法の共同開発体制の見直しを決定したことを発表。これまでは同社が主体となって治験を行い、製造販売承認申請などを行う体制にあったが、今後は大日住薬が主体となり治験を実施することが効率的と判断、大日住薬及び同社の両社がそれぞれ製造販売承認申請を検討する、という形に変更するというもの。
共同開発体制の変更に伴い、大日住薬から同社に支払われるマイルストン金は総額16億円から10億円(うち7億円は受領済み)に変更となる。一方、費用負担についても柔軟性を持たせる枠組みへ変更したが、両社の開発戦略に関わるため枠組みの詳細は非公表としている。これと併せて遺伝子編集技術により免疫抑制剤の使用が不要、あるいは最小で済むような次世代iPS細胞の作製も進行していることも開示しており、これらの発表を株価はポジティブ評価している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
そうしたなか、同社は13日取引終了後に、臨床開発の経営資源を体性幹細胞再生医薬品分野で実施中の2つの治験に短期的に集中するとともに、大日住薬とのiPS細胞由来RPE細胞による治療法の共同開発体制の見直しを決定したことを発表。これまでは同社が主体となって治験を行い、製造販売承認申請などを行う体制にあったが、今後は大日住薬が主体となり治験を実施することが効率的と判断、大日住薬及び同社の両社がそれぞれ製造販売承認申請を検討する、という形に変更するというもの。
共同開発体制の変更に伴い、大日住薬から同社に支払われるマイルストン金は総額16億円から10億円(うち7億円は受領済み)に変更となる。一方、費用負担についても柔軟性を持たせる枠組みへ変更したが、両社の開発戦略に関わるため枠組みの詳細は非公表としている。これと併せて遺伝子編集技術により免疫抑制剤の使用が不要、あるいは最小で済むような次世代iPS細胞の作製も進行していることも開示しており、これらの発表を株価はポジティブ評価している。
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