マーケットコンディション 昨日のドル円は、108.48円で始まると、東京時間は、香港のデモの影響で香港株の下落を嫌気し108.16円まで下落。その後は香港株が下げ止まりを見せると、ドル円は108.30円前後まで回復。ロンドン時間、108.30円前後で小動き。NY時間、米株の堅調を受け、一時108.53円まで上昇となるが、その後失速。また、ホルムズ海峡で石油タンカー2隻が攻撃されるなど、中東の地政学リスクで108.24円まで下押しし108.39円でクローズをむかえた。
ドル円、中東の地政学リスクで上値が重いか。 中東問題や上海問題など、リスク要因はあるものの、ドル円は108円台での小動き継続。テクニカル的に、月足一目均衡表では現在チャートが雲下限圏にあり、6月中で108.358円・7月で109.147円を下回った場足、日足・週足・月足での雲割れ状態となり、中期的下落傾向となる。