日本株、これからどうなる?
From: 中原良太
自宅の書斎より、、、
反落しました。
裏切られました。
「6/13から大相場入りか?」
なんて話をしていましたが、
初日からやられました(汗)
◆ ◆ ◆
(これまでのあらすじ)
今週に入ってから、
「6/13〜7/1に今年最後の大相場が来るかも!」
という話をしました。
この結論に至った経緯をざっくり説明すると、
「夏以降、世界の株式市場は伸び悩みやすい!」
(だから、今回の相場上昇が2019年ラストかも?)
「FOMCサイクル的に、6/13〜6/25は上がりやすい時期」
「カレンダー周期的に、6/25〜7/1は上がりやすい時期」
という3点をお話ししました。
結論だけだと信用できないかと思うんで、
出所となるエビデンスも列挙します:
◯Ben Jacobsen and Sven Bouman, 2002, "The Halloween Indicator, 'Sell in May and Go Away': Another Puzzle", The American Economic Review, 92(5), pp. 1618-1635
◯Anna Cieslak, Adair Morse, and Annette Vissing-Jorgensen, 2019, "Stock Returns over the FOMC Cycle", The Journal of Finance
◯Josef Lakonishok and Seymour Smidt, 1988, "Are Seasonal Anomalies Real? A Ninety-Year Perspective", The Review of Financial Studies, 1(4), pp. 403-425
(あらすじ終わり)
◆ ◆ ◆
…とまあ、ここまでは良いとして。
ここからは
「外したけど、予想を変えるのか?」
という話をします。
結論から言ってしまうと、
「予想は変えず」にいきます。
強気予想を継続します。
予想をしながら、
僕自身も相場サイクルについて、
あれこれと調べておりました。
その結果ですが、
「特に問題なし!」
という結論に至りました。
FOMCサイクルは強力ですが、
「百発百中」とまではいきません。
実際に20年分のデータを使って、
「運用成績を確かめてみたぞ!」
という方もいる※のですが、
※記事:FOMC Cycle Trading Strategy in Quantstrat
有効性の度合いとしては、
「通常時よりは損をしにくい」
というくらいです。
ですから、
「がっつり儲けたい!」
という人よりかは、
「リスク小さく攻めたい!」
と考えている人に向いてます。
僕のようなチキン投資家には、
うってつけの手法です。
そして、
FOMCサイクルは、
「下落相場にめちゃ強い!」
ということが分かってまして。
リーマン・ショックのあった、
2008年あたりには、
「バイ&ホールド(放ったらかし)」
よりもはるかに良い成績を残しています。
「利益を伸ばす戦略」というよりかは、
「損失を抑える戦略」ってことですな。
2014年〜2016年など、
かなり最近のデータでも、
有効性が確認できているので、
「いきなり使えなくなる!」
というのは考えにくいかと。
…ということで、
「何も心配せずに現状維持」
というスタンスです。
「7/1までは騰がるぞ〜!」と、
まだまだ考えておりますので、
反発に期待します。
「大相場入りの可能性は、
まだまだ消えていない!」
と考えます。
相場に動きを裏切られると、
「あれ?間違えたか?」
と不安になるもんですが、
1度や2度くらい、
判断が外れることはザラです。
感情的になりそうなときほど、
深呼吸をして落ち着きましょう。
(判断が外れてイラッとした時は特に)
何回もトライして、
トータルで勝てば良いので、
めげずに「強気」を維持します。
短期保有銘柄はいったん手仕舞いますが、
長期保有銘柄はガッチリ保有の予定です。
それと、
僕のように少しの損で不安になる人は、
「相場が下がったときにも、
底堅い動きが期待できる株」
あたりを狙うと良いかと。
そうしておけば、
相場が下がったときも、
「この銘柄だったら平気さw」
と考えられるようになります。
引き続き、愚直に参ります…。
- 中原良太
【現時点の投資スタンス】
超長期(5年〜10年):売り
長期(1年〜3年):中立
中期(3カ月〜6カ月):買い
短期(1週間〜1カ月):買い
自宅の書斎より、、、
反落しました。
裏切られました。
「6/13から大相場入りか?」
なんて話をしていましたが、
初日からやられました(汗)
◆ ◆ ◆
(これまでのあらすじ)
今週に入ってから、
「6/13〜7/1に今年最後の大相場が来るかも!」
という話をしました。
この結論に至った経緯をざっくり説明すると、
「夏以降、世界の株式市場は伸び悩みやすい!」
(だから、今回の相場上昇が2019年ラストかも?)
「FOMCサイクル的に、6/13〜6/25は上がりやすい時期」
「カレンダー周期的に、6/25〜7/1は上がりやすい時期」
という3点をお話ししました。
結論だけだと信用できないかと思うんで、
出所となるエビデンスも列挙します:
◯Ben Jacobsen and Sven Bouman, 2002, "The Halloween Indicator, 'Sell in May and Go Away': Another Puzzle", The American Economic Review, 92(5), pp. 1618-1635
◯Anna Cieslak, Adair Morse, and Annette Vissing-Jorgensen, 2019, "Stock Returns over the FOMC Cycle", The Journal of Finance
◯Josef Lakonishok and Seymour Smidt, 1988, "Are Seasonal Anomalies Real? A Ninety-Year Perspective", The Review of Financial Studies, 1(4), pp. 403-425
(あらすじ終わり)
◆ ◆ ◆
…とまあ、ここまでは良いとして。
ここからは
「外したけど、予想を変えるのか?」
という話をします。
結論から言ってしまうと、
「予想は変えず」にいきます。
強気予想を継続します。
予想をしながら、
僕自身も相場サイクルについて、
あれこれと調べておりました。
その結果ですが、
「特に問題なし!」
という結論に至りました。
FOMCサイクルは強力ですが、
「百発百中」とまではいきません。
実際に20年分のデータを使って、
「運用成績を確かめてみたぞ!」
という方もいる※のですが、
※記事:FOMC Cycle Trading Strategy in Quantstrat
有効性の度合いとしては、
「通常時よりは損をしにくい」
というくらいです。
ですから、
「がっつり儲けたい!」
という人よりかは、
「リスク小さく攻めたい!」
と考えている人に向いてます。
僕のようなチキン投資家には、
うってつけの手法です。
そして、
FOMCサイクルは、
「下落相場にめちゃ強い!」
ということが分かってまして。
リーマン・ショックのあった、
2008年あたりには、
「バイ&ホールド(放ったらかし)」
よりもはるかに良い成績を残しています。
「利益を伸ばす戦略」というよりかは、
「損失を抑える戦略」ってことですな。
2014年〜2016年など、
かなり最近のデータでも、
有効性が確認できているので、
「いきなり使えなくなる!」
というのは考えにくいかと。
…ということで、
「何も心配せずに現状維持」
というスタンスです。
「7/1までは騰がるぞ〜!」と、
まだまだ考えておりますので、
反発に期待します。
「大相場入りの可能性は、
まだまだ消えていない!」
と考えます。
相場に動きを裏切られると、
「あれ?間違えたか?」
と不安になるもんですが、
1度や2度くらい、
判断が外れることはザラです。
感情的になりそうなときほど、
深呼吸をして落ち着きましょう。
(判断が外れてイラッとした時は特に)
何回もトライして、
トータルで勝てば良いので、
めげずに「強気」を維持します。
短期保有銘柄はいったん手仕舞いますが、
長期保有銘柄はガッチリ保有の予定です。
それと、
僕のように少しの損で不安になる人は、
「相場が下がったときにも、
底堅い動きが期待できる株」
あたりを狙うと良いかと。
そうしておけば、
相場が下がったときも、
「この銘柄だったら平気さw」
と考えられるようになります。
引き続き、愚直に参ります…。
- 中原良太
【現時点の投資スタンス】
超長期(5年〜10年):売り
長期(1年〜3年):中立
中期(3カ月〜6カ月):買い
短期(1週間〜1カ月):買い