アジア株 総じて下落、香港株は下げ幅を縮小

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/06/13 18:21
東京時間18:12現在
香港ハンセン指数   27294.71(-13.75 -0.05%)
中国上海総合指数  2910.74(+1.36 +0.05%)
台湾加権指数     10561.01(-54.65 -0.51%)
韓国総合株価指数  2103.15(-5.60 -0.27%)
豪ASX200指数    6542.40(-1.34 -0.02%)
インドSENSEX30種  39713.87(-42.94 -0.11%)

 13日のアジア株は、総じて下落。香港で拘束した容疑者を中国本土へ引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対するデモの影響で、香港株は午前中に一時1.7%超の大幅安となった。今日予定されていた「逃亡犯条例」改正案の審議が中止となったことなどから、その後は下げ幅を大幅に縮小した。上海株は午前中はマイナス圏で推移したが、香港株の下げ渋りなどを受けてプラス圏に転じて引けた。

 中国大陸市場で上海総合指数は小じっかり。医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、酒造会社の貴州茅臺酒、保険会社の中国人民保険集団が買われる一方で、銀行大手の中国農業銀行、電力会社の中国長江電力、自動車メーカーの上海汽車集団が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続落。不動産開発の碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)、通信サービスのチャイナ・ユニコム、銀行大手の中国建設銀行が買われる一方で、通信サービスのテンセント・ホールディングス、世界的金融グループのHSBCホールディングス、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小動き。前日終値を挟んでのもみ合いとなった。医薬品メーカーのCSL、通信会社のテルストラ・コーポレーション、銀行大手のウエストパック銀行が買われる一方で、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアム、決済サービス会社のアフターペイ・タッチ・グループが売られた。

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