今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/06/11 15:52

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、調整売りが先行しましたが、仲値公示に向けたドル買い観測などに支えられて持ち直しました。午後はアジア株が堅調に推移する中、108.60円前後で推移しています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

6/11(火)
17:30 英5月雇用統計
17:30☆英2-4月失業率(ILO方式)
17:30☆英2-4月週平均賃金
18:00 サンダース英MPC委員、ブロードベントBOE副総裁、議会証言
21:30 米5月生産者物価指数
26:00 米3年債入札 (380億ドル)

6/12(水)
08:50 日本4月機械受注
10:30☆中国5月消費者物価指数
10:30 中国5月生産者物価指数

※☆は特に注目の材料

今夜もドル/円直撃系の材料は多くありません。米・メキシコ関税問題が一段落した事で、市場の関心は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や再来週のG20首脳会議(大阪サミット)に向かう事になるのでしょう。ドル/円については、主要国の株価が大きく動かなければ静かな相場展開になりそうです。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想