決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 積水ハウス、カナモト、ｇｕｍｉ (6月7日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の6月6日から7日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ポールＨＤ <3657>
　20年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比33.6％増の7億円に拡大し、2-7月期(上期)計画の12.6億円に対する進捗率は55.5％に達し、5年平均の42.7％も上回った。

★No.2　電気興 <6706>
　19年3月期の連結経常利益は前の期比61.4％増の29.4億円に拡大し、従来予想の18.5億円を上回って着地。

★No.4　ミライアル <4238>
　20年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比91.5％増の5.4億円に拡大し、2-7月期(上期)計画の5.5億円に対する進捗率は98.5％に達し、5年平均の48.0％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3657> ポールＨＤ 　　東１ 　 +18.55 　　6/ 7　　　1Q　　　 33.59
<6706> 電気興 　　　　東１ 　 +18.48 　　6/ 7　本決算　　　　0.24
<6097> 日本ビューホ 　東１ 　 +17.80 　　6/ 7　本決算　　　-34.50
<4238> ミライアル 　　東１ 　 +16.34 　　6/ 7　　　1Q　　　 91.52
<9678> カナモト 　　　東１ 　 +11.26 　　6/ 7　　上期　　　　3.19

<3193> 鳥貴族 　　　　東１　　 +7.48 　　6/ 7　　　3Q　　　-46.06
<3903> ｇｕｍｉ 　　　東１　　 +6.10 　　6/ 7　本決算　　　　　－
<8917> ファースト住 　東１　　 +3.37 　　6/ 7　　上期　　　　6.68
<1433> ベステラ 　　　東１　　 +2.46 　　6/ 7　　　1Q　　　 75.68
<6535> アイモバイル 　東１　　 +2.26 　　6/ 7　　　3Q　　　 96.31

<1928> 積水ハウス 　　東１　　 +1.42 　　6/ 7　　　1Q　　　　8.72
<2695> くら寿司 　　　東１　　 +0.59 　　6/ 7　　上期　　　-35.21

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース