メディアS、今期経常を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2019/06/07 16:30
 メディアシーク <4824> [東証M] が6月7日大引け後(16:30)に決算を発表。19年7月期第3四半期累計(18年8月-19年4月)の連結経常損益は5200万円の赤字(前年同期は1億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
 しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の3500万円の黒字→7400万円の赤字(前期は1億1700万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2500万円の黒字→8400万円の赤字(前年同期は3800万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 直近3ヵ月の実績である2-4月期(3Q)の連結経常損益は6200万円の赤字(前年同期は2100万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-13.4%→-16.5%に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 【営業利益】平成30年9月7日に公表いたしました令和元年7月期の通期業績予想において、売上高については概ね当初の見通しの通り前年実績に比べ増収を実現したものの、外部リソースを積極的に活用した結果、外注費が当初見通しと比べ大きく増加いたしました。その結果、法人事業全体で当初見通しの営業利益を104百万円下回る見通しとなりました。またコンシューマー事業においても、ブレインテック関連事業の収益化が当初見込みより遅れたことから、当初見通しの営業利益を25百万円下回る見通しとなりました。あわせて、平成30年9月7日に公表いたしました令和元年7月期の通期業績予想において営業利益については10百万円を想定しておりましたが、全体として当初見通しを129百万円下回り、118百万円の営業損失が発生する見通しとなりました。【経常利益】平成30年9月7日に公表いたしました令和元年7月期の通期業績予想において、経常利益については35百万円を想定しておりましたが、上記要因により営業利益が当初見通しより大幅に減少し営業損失が発生する見通しとなったことにより、経常損失が発生する見通しとなりました。【親会社株主に帰属する当期純利益】平成30年9月7日に公表いたしました令和元年7月期の通期業績予想において、親会社株主に帰属する当期純利益については24百万円を想定しておりましたが、上記要因により営業利益及び経常利益が当初見通しより大幅に減少し営業損失及び経常損失が発生する見通しとなったことにより、親会社株主に帰属する当期純損失が発生する見通しとなりました。その結果、平成30年9月7日に公表いたしました通期業績予想の営業利益、経常利益、及び親会社株主に帰属する当期純利益について、予想を下回る見通しとなったことから上記の修正を行うものです。(注)本業績予想は、本資料発表時点で入手可能な情報から得られた当社の経営者の判断に基づき作成しております。本業績予想のみに全面的に依拠して投資判断を下すことは控えられるようお願いいたします。また実際の業績は、様々な要因により本業績予想とは異なる結果となり得ることをご承知おき下さい。
配信元: 株探

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