株価は下にブレイク。どこまで下がる？底打ちはまだ？【2019/06/03-2019/06/07】

逆張り戦略のリバウンド狙い、戻り売りを継続

日経平均株価は5月31日金曜日、2万0,601.19円で取引を終えました。
前回「軟調な地合いで底を打ったわけではない。引き続き逆張り戦略の短期売買で、リバウンド上昇狙いか戻り売りでよい。ムダにポジションをとる必要もない」と解説しました。
株価は下に抜けましたが、目標株価の範囲で取引を終えました。

米国の株式市場も下落が続いた週でした。
ドル円相場は円買いが進んだ週でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、足元の下値支持線を割り込み、節目の2万1,000円を割り込んで取引を終えました。軟調な地合いが継続していて、引き続き底を打ったと確認できたわけではありません。逆張り戦略の短期売買で、引き続きリバウンド上昇狙い、もしくは戻り売り戦略でよいでしょう。
目標上値は2万1,000円、下値は1万9,750円、それぞれプラスマイナス150円とします。
米国が6月10日にメキシコからの輸入品に追加関税を課すと発表したことで、世界経済への悪影響が懸念されてリスクオフが進んでいます。
底打ちが確認できていない状況では、過去からの値ごろ感から買っても下落に巻き込まれる恐れもあります。落ちるナイフを早く拾う必要はありません。ムダにポジションをとる必要はありませんから、休むも相場で底打ちを待ってもいいでしょう。