今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/05/31 15:47

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、トランプ米大統領がメキシコへの関税賦課を発表すると円買いが活発化。米中貿易摩擦への懸念も相まって2月1日以来の108.80円台まで下落しました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

5/31(金)
16:00 トルコ1-3月期GDP
16:00 トルコ4月貿易収支
17:00 ノルウェー5月失業率
17:30 英4月消費者信用残高
17:30 英4月マネーサプライM4
21:00☆独5月消費者物価指数・速報値
21:00 南ア4月貿易収支
21:30 カナダ3月GDP
21:30☆カナダ1-3月期GDP
21:30 カナダ4月鉱工業製品価格
21:30 カナダ4月原料価格指数
21:30 米4月個人所得
21:30☆米4月個人消費支出(PCE)
21:30☆米4月PCEデフレーター
22:15 ボスティック米アトランタ連銀総裁討論
22:45 米5月シカゴ購買部協会景気指数
23:00 米5月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
25:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演

6/1(土)
----- 中国が対米関税を引き上げ

※☆は特に注目の材料

唐突に発表されたトランプ米政権の対メキシコ関税を、欧米市場がどう受け止めるのか気になるところです。トランプ大統領によると「移民危機」に対する制裁関税のようです。なお、時間外取引ではNYダウ先物が200ドル超値下がりしており、米10年債利回りも5bp(0.05%)近く低下しています。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想