ここから先は「一筋縄ではいかない」…? - それでも「にわか上値期待」が台頭していない間は…!?

投稿:2019/05/22 11:03

◆リスク回避後退も、“上値追い”盛り上がらず…

※ご注意:予想期間は5月23日と表示されていますが、本日(5月22日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


『ファーウェイに対する制裁の一部に猶予期間』
この報道を背景に、昨日も“株高・債券安(金利高)”が進行しました。
「リスク選好+金利選好」の両面から円は売られやすく、NYタイム中盤には“4/24~5/13の50%戻し(110.710円)”の手前へと上値を伸ばしています。

もっとも「期間は3ヶ月/対象は既存の保守/更新のみ」といった状況を考えれば、「(リスク選好の)賞味期間は短い」と見るのが自然です。
このため“上値追い”はそれほど盛り上がっておらず、“上値が重い”といった状況はまったく変わっておりません。

◆しかし「にわか上値期待」はほとんど台頭していない…?

「根強い米中懸念」を考えれば、「イメージは下方向」が続きがちであるのは否めないところです。
しかしこのため「(ポジションは)ドル売り・円買いに傾斜しがち」になりやすいのも事実であり、この影響にて最も警戒すべき「にわか上値期待」もほとんど台頭しておりません。
こうした状況での危険(リスク)は、やはり「下よりも上」…?

“昨日高値(前記50%戻し水準)”から上は“100週移動平均線(本日は110.788円)”“日足・一目均衡表先行スパン下限(同110.860円)”、
そして50日移動平均線とほぼ重なる“心理的節目(111円ライン)”が控えていますので、「一筋縄ではいかない」かもしれません。
その上「ヘッドラインで振り回される(揺れ動く)」が変わっていないとあっては、「安易な上値追いは危険」であることも否めないところがあります。
それでも「にわか上値期待」が台頭していない以上は、引き続き「大きくは下がらない」「リスクは下よりも上」と見て、神経質なマーケットと対峙したいところです。
いつ飛び出すかわからない「ヘッドライン」を警戒しながら…。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.000(大台、5/6高値、50日移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:110.851(5/7高値、日足・一目均衡表先行スパン下限)
上値3:110.788(100週移動平均線、20月移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値2:110.710(4/24~5/13の50%戻し、5/3~5/13の61.8%戻し、5/21高値、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線、月足・一目均衡表先行スパン上限)
上値1:110.612(20週移動平均線)
前営業日終値:110.475(100/20日移動平均線)
下値1:110.365(5/21欧州タイム安値〈押し目〉後の50%押し)
下値2:110.294(5/21欧州タイム安値〈押し目〉後の61.8%押し)
下値3:110.207(5/21欧州タイム安値〈押し目〉後の76.4%押し)
下値4:110.107(ピボット1stサポート)
下値5:110.020(5/21安値、5/13~5/21の38.2%押し、大台)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:16 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想
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