消費者庁は17日、「ゲーム感覚で毎日3万円稼げる」などと勧誘し、多額の金銭を支払わせる事業者について、資料を公開し、注意を呼びかけた。
同庁の調査によると、株式会社CCSという企業が「ゲーム感覚で毎日3万円稼げる次世代の複合型アプリTech Box」といった広告を掲載し、消費者をウェブサイトに誘導させているという。「Tech Box」とは、同一の仮想通貨について、複数の取引所間で価格差が生じた際に、通知音や点滅で知らせる機能を有するアプリであり、ユーザーが1日15 分の操作で、通知音や点滅のタイミングで仮想通貨の取引をすることで、毎日最低3万円の収益を確実に得ることができるものという説明がされているようだ。
しかし、実際には、そのような確実な収益を得られる仕組みにはなっておらず、そのような実績の存在も確認できなかったとしている。また、同社の販売責任者とされる「南栄作」という人物は架空の人物であったという。CCSの代表者は、廃業する旨を述べており、ウェブサイトは2019年3月末に閉鎖されたが、商業登記については、現時点(2019年5月16日)で閉鎖されていないとしている。
これらの事実を踏まえ、同庁は『インターネット上には、「誰でも簡単に稼げる」、「空いた時間で一日●万円以上確実に稼げる」といった内容のウェブサイトや動画であふれている。虚偽の体験談を掲載する業者も存在する』と指摘し、こうした広告を見ても、まずは疑い、甘い言葉に決してだまされないようにと警告している。そして、取引について不審な点があった場合は、各地の消費生活センター等や警察に相談するよう呼びかけている。
<HH>
同庁の調査によると、株式会社CCSという企業が「ゲーム感覚で毎日3万円稼げる次世代の複合型アプリTech Box」といった広告を掲載し、消費者をウェブサイトに誘導させているという。「Tech Box」とは、同一の仮想通貨について、複数の取引所間で価格差が生じた際に、通知音や点滅で知らせる機能を有するアプリであり、ユーザーが1日15 分の操作で、通知音や点滅のタイミングで仮想通貨の取引をすることで、毎日最低3万円の収益を確実に得ることができるものという説明がされているようだ。
しかし、実際には、そのような確実な収益を得られる仕組みにはなっておらず、そのような実績の存在も確認できなかったとしている。また、同社の販売責任者とされる「南栄作」という人物は架空の人物であったという。CCSの代表者は、廃業する旨を述べており、ウェブサイトは2019年3月末に閉鎖されたが、商業登記については、現時点(2019年5月16日)で閉鎖されていないとしている。
これらの事実を踏まえ、同庁は『インターネット上には、「誰でも簡単に稼げる」、「空いた時間で一日●万円以上確実に稼げる」といった内容のウェブサイトや動画であふれている。虚偽の体験談を掲載する業者も存在する』と指摘し、こうした広告を見ても、まずは疑い、甘い言葉に決してだまされないようにと警告している。そして、取引について不審な点があった場合は、各地の消費生活センター等や警察に相談するよう呼びかけている。
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