■業績動向
1. 2018年12月期業績概要
ワールドホールディングス<2429>の2018年12月期の連結業績は、売上高が前期比12.4%増の142,894百万円、営業利益が同4.3%増の7,370百万円、経常利益が同5.0%増の7,357百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の4,650百万円と増収増益決算となり、いずれもほぼ会社計画どおりに着地した。売上高については連続で過去最高を更新した。基幹事業となる人材・教育ビジネスの売上高が同13.6%増と好調を持続し、人材育成などの投資を積極化するなかでセグメント利益も同5.5%増と増収増益を達成したことが要因だ。
一方で、不動産ビジネスでは土地価格の上昇が続くなかで、慎重な仕入と引渡しを計画しているため、2019年12月期以降の収益に影響が出ることが懸念されるほか、情報通信ビジネスにおいても携帯電話販売の競争激化が続くなかで、スクラップ&ビルドの期間が当初の想定よりも長引くなど、事業セグメントごとに見れば課題も残る1年となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<YM>
1. 2018年12月期業績概要
ワールドホールディングス<2429>の2018年12月期の連結業績は、売上高が前期比12.4%増の142,894百万円、営業利益が同4.3%増の7,370百万円、経常利益が同5.0%増の7,357百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の4,650百万円と増収増益決算となり、いずれもほぼ会社計画どおりに着地した。売上高については連続で過去最高を更新した。基幹事業となる人材・教育ビジネスの売上高が同13.6%増と好調を持続し、人材育成などの投資を積極化するなかでセグメント利益も同5.5%増と増収増益を達成したことが要因だ。
一方で、不動産ビジネスでは土地価格の上昇が続くなかで、慎重な仕入と引渡しを計画しているため、2019年12月期以降の収益に影響が出ることが懸念されるほか、情報通信ビジネスにおいても携帯電話販売の競争激化が続くなかで、スクラップ&ビルドの期間が当初の想定よりも長引くなど、事業セグメントごとに見れば課題も残る1年となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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