Ｅストアーが大幅反発、株主優待制度の拡充を好感

　Ｅストアー<4304.T>が大幅高で４日ぶりに反発している。前週末１０日の取引終了後、株主優待制度を拡充すると発表しており、これを好感した買いが入っている。現行制度では３月末株主に対してクオカード５００円分を贈呈していたが、９月３０日時点の株主から９月末及び３月末の年２回クオカードを各１０００円分（年２０００円分）贈呈するとしている。

　なお、同時に発表した１９年３月期連結業績は、売上高４９億３２００万円、営業利益５億１５００万円、純利益４億９００万円だった。第２四半期から連結決算に移行したため前の期との比較はないが、計画比ではやや微増益となったもよう。

　なお、２０年３月期業績予想は、カート事業依存からの脱却を目的に販促サービス事業を強化していることから、カート事業の利益が減少する見通しで、売上高５０億４７００万円（前期比２．３％増）、営業利益３億４７００万円（同３２．７％減）、純利益２億９８００万円（同２７．２％減）を見込んでいる。

出所：minkabuPRESS