アルファG、前期経常を45%上方修正

配信元:株探
投稿:2019/05/09 15:00
 アルファグループ <3322> [JQ] が5月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の3億4400万円→4億9800万円(前の期は2億4300万円)に44.8%上方修正し、増益率が41.6%増→2.0倍に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の2億5900万円→1億4900万円(前の期は4600万円)に42.5%下方修正し、増益率が5.6倍→3.2倍に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億2600万円→2億8000万円(前年同期は1億2300万円)に2.2倍増額し、増益率が2.4%増→2.3倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2019年3月期通期連結業績予想値に関しましては、これまで積極的に投資してまいりましたスマートフォンアクセサリー専門ショップの運営において、2018年末頃から2019年3月末にかけて商品の販売数が伸び続け、当初予想していた計画から営業利益が約40百万円増加しております。また、携帯電話販売においては、2019年3月の業績が予想を超えて大きく伸び、単月だけで計画から営業利益約30百万円以上の上振れをし、加えて当初予定していたMVNO専売店10店舗の出店においては、6店舗の出店と、計画が遅れたことにより、見込んでいた出店費用の一部が発生しなかったことなどにより下半期のみで計画から営業利益が約58百万円増加しております。また、その他の各事業においても計画に比べ好調に進んだことにより、営業利益及び経常利益を上方修正しております。しかしながら、モバイル事業における携帯電話及びスマートフォンアクセサリーそれぞれの販売店舗において、これまで積極的に出店を進めた結果として総合的な販売数は増加いたしましたが、一方で販売成績不調な店舗も発生し、2020年3月期に一部店舗の撤退を予定しているためその費用約38百万円の発生を見込んだこと、また撤退を判断していない店舗についても減損約32百万円の発生を見込んだことからこれらを特別損失として計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益に関しましては、下方修正いたしました。
配信元: 株探

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