ＣＩＪが１９年６月期営業利益予想を上方修正、自社株買いと消却も発表

　ＣＩＪ<4826.T>がこの日の取引終了後、１９年６月期の連結業績予想について、営業利益を１６億円から１６億８０００万円（前期比１７．０％増）へ、純利益を１１億円から１１億５０００万円（同３．９％増）へ上方修正した。

　売上高は２００億円の従来予想に対して１９４億円（同３．０％増）とやや下回る見通しだが、プロジェクトマネジメントの強化により不採算案件を抑制し、開発作業の効率化が図れたことなどが利益を押し上げるとしている。

　また、業績予想の修正に伴い、従来１５円を予定していた期末一括配当を５円増額し２０円にするとあわせて発表した。前期実績の１４円に対しては６円の増配になる予定だ。

　なお、第３四半期累計の連結決算は売上高１４７億６５００万円（前年同期比４．６％増）、営業利益１４億９７００万円（同３７．７％増）、純利益１０億円（同４０．９％増）だった。

　同時に、上限を２０万株（発行済み株数の１．２０％）、または２億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は５月２１日から６月１４日。また、６月２１日付で１００万株の自社株を消却するとしている。

出所：minkabuPRESS