今夜から明朝の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は本邦輸出企業のドル売り・円買いに押され、一時111.60円台まで下落しました。ただ、その後は日経平均株価の持ち直しとともに、111.90円台に値を戻して下落分をほぼ埋める格好となっています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。


4/23 (火)
21:30　カナダ2月卸売売上高
22:00　米2月住宅価格指数
23:00　ユーロ圏4月消費者信頼感指数・速報値
23:00　米4月リッチモンド連銀製造業景気指数
23:00　米3月新築住宅販売件数
26:00　米2年債入札（400億ドル）

4/24 (水)
10:30☆豪1-3月期消費者物価指数

※☆は特に注目の材料

ドル/円は、東京市場で下げを取り戻してからの欧米市場という事で、次に試すとすればやはり上方向でしょうか。材料面は手薄なだけに、イースター休暇から完全復帰する欧米勢のファイティングスピリッツに火がつけば112円台の回復も、といったところでしょう。