【先週のドル/円の動向と今週の主要イベント】
先週の米ドル/円は小幅安。112.015で寄り付いた米ドル/円は、総じて112円を挟んだ展開となりました。なお、週間の上下の幅は42.5銭で、週間で50銭も動かなかったのは2012年1月9日週(39銭)以来7年ぶりとなります。
※ただし、2012年当時の為替レートは76円から77円程度でしたので、値幅ではなく変動率(先週は0.39%)では、1985年以来の低ボラティリティとなります。
このような低ボラティリティとなった主な要因は、為替条項の盛り込みが懸念されていた日米通商協議も特に為替についての言及はなかったことに加え、欧米市場がイースター休暇で薄商いだったことも挙げられると考えています。
今週の主要経済指標は図のとおりです。ここ最近の米経済指標がどちらかと言えば市場予想より強めとなっていることが多かったことから、今週末に発表される米第1QGDP(速報値)に注目していますが、今週よりも来週の方が数で主要な指標が多いので、米ドル/円にボラティリティが戻り始めるのは、週末から来週にかけてといったところを想定しています。
※ただし、2012年当時の為替レートは76円から77円程度でしたので、値幅ではなく変動率(先週は0.39%)では、1985年以来の低ボラティリティとなります。
このような低ボラティリティとなった主な要因は、為替条項の盛り込みが懸念されていた日米通商協議も特に為替についての言及はなかったことに加え、欧米市場がイースター休暇で薄商いだったことも挙げられると考えています。
今週の主要経済指標は図のとおりです。ここ最近の米経済指標がどちらかと言えば市場予想より強めとなっていることが多かったことから、今週末に発表される米第1QGDP(速報値)に注目していますが、今週よりも来週の方が数で主要な指標が多いので、米ドル/円にボラティリティが戻り始めるのは、週末から来週にかけてといったところを想定しています。