白金ETFが爆増、南アの総選挙控えて強い。
世界全体の白金ETF残高も昨年末の202万9592オンスから4/12現在252万0720オンス(+24.2%増)に急増、ここ1ヶ月で約28万オンスも伸びており、投機筋の買いが活発となっている。週末発表された南アの2月の鉱業生産は前年比7.5%減。最大生産国の南アも国営電力会社エスコムが破綻寸前で、白金の掘削や精製は、膨大な電力に依存するので増産できない状況だ。エスコムを発電、送電、配電事業に3分割して再生する案などが検討されているようだが、3兆5000億規模の巨額の債務を処理することは不可能だ。
5月に南ア総選挙があるが、汚職のまん延や低成長に失望した若年層の与党ANC離れが進んでおり、結果次第では混乱する可能性が大、ラマポーザ大統領も経済改革財政改革を推し進めることは難しい。
プラチナは、金やパラジウムに比べると大幅逆ザヤで、昔はプラチナの方が高いのが当たり前だった時代もあった。現在ドル建て金-白金は約400ドルだが、200ドル縮小すると円建てで約700円ほど金にサヤ寄せする計算だ。こないだムーディーズが南アの格付けを先送りにしたが、もしも格下げすると、政府保証のエスコム債務がえらいことになり、エスコムが破綻するかもしれないので見送ったのではないか?白金鉱山会社の賃金交渉、総選挙を控えて白金関連は買い。
5月に南ア総選挙があるが、汚職のまん延や低成長に失望した若年層の与党ANC離れが進んでおり、結果次第では混乱する可能性が大、ラマポーザ大統領も経済改革財政改革を推し進めることは難しい。
プラチナは、金やパラジウムに比べると大幅逆ザヤで、昔はプラチナの方が高いのが当たり前だった時代もあった。現在ドル建て金-白金は約400ドルだが、200ドル縮小すると円建てで約700円ほど金にサヤ寄せする計算だ。こないだムーディーズが南アの格付けを先送りにしたが、もしも格下げすると、政府保証のエスコム債務がえらいことになり、エスコムが破綻するかもしれないので見送ったのではないか?白金鉱山会社の賃金交渉、総選挙を控えて白金関連は買い。