【買い】グローバルグループ(6189)26週移動平均線を突破、新年度予算成立を材料視した見直し買いが続く◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2019/03/29 08:24

26週移動平均線を突破、新年度予算成立を材料視した見直し買いが続く

業種:サービス業
時価総額:103.62億円
PER:8.27倍
PBR:1.57倍

 首都圏を中心に保育所130施設、学童クラブ・児童館12施設の計142施設を展開。中長期的に安定的な利用者が見込まれる首都圏を中心に年間15~20施設の新規開設を続ける方針。また、ベトナムでの保育関連事業の本格進出を目指して今春からサービス開始予定となっている。

 足元27日に新年度予算が過去最高の101兆円4571億円で成立し、消費増税対策の本気度を示しただけでなく、後半国会では幼児教育・保育の無償化などにも焦点が当たることとなる。国策の追い風も背景に積極開園を継続、今期は大幅な増収計画を打ち出している。前期に計上した閉園に伴う減損が消え、最終利益は大きく伸びる計算となる。

 株価は四季報《春号》の発刊と前後して動意づき、程よく利益確定売りをこなしながら上昇基調を辿る。25日移動平均線も上向き始め、テクニカルでは一目均衡表で三役好転が示現した。昨日は高寄りから陰線を引いたが、プラスを維持して押し目買い意欲の強さを確認。国会期末の6月に向かっては折に触れて話題となりやすいテーマ性があるだけに、上値を伸ばす可能性がありそうだ。
配信元: 達人の予想

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
701.0
(15:30)
+6.0
(+0.86%)