権利落ちまでまもなく。株価は上がるの?下がるの?【2019/03/25-2019/03/29】

著者:横山利香
投稿:2019/03/24 10:06

短期売買でリバウンド上昇狙いも

日経平均株価は3月22日金曜日、2万1,627.34円で取引を終えました。
前回「足元はリバウンド上昇に転換し、上値抵抗線に沿っての推移が続く」と解説しました。
株価は目標株価の範囲内で取引を終えました。

米国の株式市場は小動きの週でした。
ドル円相場は足元はドル売りに転換した週でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、足元は上値抵抗線に沿ってリバウンド上昇が続きました。今週変化日を通過します。
目標上値は2万1,850円、下値は2万0,850円、それぞれプラスマイナス200円とします。
権利確定日を通過して権利落ちすれば、日経平均先物との価格差がようやく解消されます。ボラティリティも縮小したところでの権利落ちですから、そろそろ株価も動き始める可能性が高いでしょう。
短期的に大きく下げればリバウンド上昇狙いも可能でしょうから、短期売買を中心に取引を考えたほうがいいでしょう。ただ、無駄に取引して右往左往するくらいなら、取引を控えてもいいタイミングです。
中長期的には、現状は下値支持線でサポートされている状況です。足元は今後のトレンドを左右するチャートパターンがいつ形成されてもいい状況ですので、新トレンドを確認したいところです。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想