午前:債券サマリー 先物は小反落、FOMCにらみで方向感欠く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/03/20 11:45
 20日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は小反落。日本時間あす未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、方向感なく推移した。

 債券先物は前日午後に持ち直した流れを引き継ぐ格好で始まったものの、19日の米長期債相場が小幅続落したことなどから買いは続かなかった。FOMCの結果内容に関心が集まるなか、あすの東京市場は祝日で休場になることもあって様子見ムードが広がりやすく、現物債市場では新発10年債の取引が成立しなかった。なお、日銀は「残存期間1年以下」と「同5年超10年以下」を対象とする国債買いオペを通知し、買い入れ額はいずれも前回から据え置かれた。

 午前11時の先物6月限の終値は前日比2銭安の152円79銭。出来高は1兆385億円だった。現物債の利回りは、20年債が前日に比べ横ばいの0.380%、30年債が同0.005%上昇の0.560%だった。


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